毒物学者のアン・シャペルがTwitter上での「毒に関する質問」に答える動画を見ました。
毒ってなんだか興味を惹きますよね。
日常生活にも役立ちそうだし、映画やドラマにも出てくるし案外身近な感じです。
いろんな質問がありましたが面白かったものを挙げますね。
マッドハッターがイカれているのはナゼ?

マッドハッター(Mad Hatter)は、映画『ふしぎの国のアリス』に登場するキャラクター。毎日、三月うさぎと茶会を開いている。迷い込んできたアリスを茶会に誘うキャラクターです。
マッドハッター(Mad Hatter)・帽子職人がイカれているのは水銀のせいです。
昔、帽子の生地を作る際、水銀が使われていました。
水銀にはフェルトの繊維を硬くする作用があったので、帽子に使う高品質な生地作りに欠かせなかったそうです。
帽子を作るにあたって、蒸気をあてる工程があります。
帽子職人はその際、気化した水銀を吸い込んだはずです。
水銀中毒には幻覚や頭痛、体の震えなど様々な症状があります。
ヴィクトリア朝時代の問題だと思われていますが、実際は1940年代まで、米国でも、帽子製作時の水銀使用は禁止されていませんでした。
毒が効くまでの時間は?
毒の種類によってその時間は様々だそうです。
シアン化合物
映画のシーンでよく出てくるシアン化合物の錠剤の場合、接種から数分で死んでしまいます。
毒性が高く効き目も抜群です。
シアン化合物を飲むと、すぐに細胞に侵入し、エネルギー生成を止めてしまうのです。
そのため、けいれんや、心臓発作など心疾患の症状が出ます。
大腸菌
レタスに大腸菌がついていたとします。
そのレタスのサンドイッチを食べると、大腸菌が体内で毒素を生成します。
その毒素は体内をめぐり、吸収されるまでに数日はかかります。
そのため、食中毒の診断はむずかしいのです。
鉛中毒の長期的な影響
鉛が怖いのは、骨に蓄積されてしまう点です。
年をとって骨密度が下がると、鉛の成分が放出されます。
含鉛塗料をなめてしまった小さな子供は知能指数が低くなったり、聴覚に問題が出たりします。
大人にとっては、鉛中毒になると高血圧に悩まされる人が多いです。
高血圧の状態が続くと、脳卒中や心臓発作のリスクが高まります。
一番危険な毒
それはボツリヌス菌です。
通常は土壌に分布している最近ですが、酸素が少ない状態になると、世にも恐ろしい、ボツリヌス毒素が生成されます。
これは腐った食品に含まれるそうです。
ボツリヌス菌はアセチルコリンの放出を抑制します。
アセチルコリンの放出が抑制されると、筋肉が収縮できなくなります。
それが呼吸困難を引き起こし、心臓が止まってしまうのです。

ボツリヌス菌にも良い面があります。
ボトックス治療に使えることです。また、片頭痛や、目のけいれん、多汗症の治療にも使われています。
一番危険なキノコ
毒キノコはどれも危険ですが、あえて答えるならタマゴデングダケです。
接種後6~12時間で猛烈な痛みに襲われます。そして、吐き気や、おう吐、ひどい悪寒、筋肉の収縮などの症状に見舞われます。
摂取量が多い場合は、肝臓などの臓器に障害が起き、死に至ることもあります。

いかがですか?面白いので視聴してみてくださいね。




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