穴弘法の紅葉
紅葉が美しい季節になりました。
穴弘法は土岐市駅から歩いて15分程度、郵便局のすぐ近くにあります。
訪れた日は天気も良く、もう散り始めていましたが、紅葉からの木洩れ日が美しい姿に人々が訪れていました。

紅葉の季節になると、地元のボランティアさんたちが「もみじと100地蔵のライトアップ」を開催しています。石仏にろうそくが灯されて、まるで歴史が息づいているような神秘的な雰囲気になります。
残念ながら、ライトアップ期間中に訪ねることができなかったのですが、昼間に行ってみました。

敷地内は綺麗に整備されています。地元の方が大切にされているんです。
紅葉が太陽に照らされて青空に映えます。

湖面に紅葉がたくさん散っています。これが夜間のライトアップ期間中ですと美しい姿を見せるんです。

残念ながらもうほぼ散り始めています。11月下旬が見頃ですね。

地面に散った紅葉が美しいです。PCの壁紙にもなりそうですね。

歴史
ここで穴弘法の歴史をさらっと紹介します。
土岐市の高山城と穴弘法の深い関係をご存知ですか?
実は、この二つには悲しくも感動的な歴史があるんです。
高山城は、美濃国の重要な城として知られていました。大きな戦いとして、天正2年(1574年)の出来事があります。
この年の2月2日、武田勝頼の軍勢が高山城を攻め、城を守っていた平井頼母の軍勢と激しい戦いを繰り広げました。城側は700人の兵で必死に守りましたが、武田軍の猛攻により落城してしまいました。

平井頼母の父、光行は、上村合戦で敗れ武田軍に連行され行方不明になっていたんだって
この戦いで、なんと800人以上もの人々が亡くなってしまいました。想像するだけでも胸が痛みますね。
そんな悲しい歴史があったからこそ、後の時代の人々は亡くなった人たちの魂を慰めたいと思ったんです。そこで生まれたのが、高山城跡のふもとにある「穴弘法」なんです。
元禄元年(1688年)に、戦国時代に亡くなった人々を弔うために「古城山慈光寺」として始まりました。岩肌に104体もの石仏が安置されているんですよ。これって、鎌倉時代の「やぐら」という墓の様式に似ているんだとか。
一度は廃寺になってしまいましたが、明治時代に地元の人々の熱い思いで「古城山遍照閣」として復活!今では、弘法様として親しまれています。
高山城と穴弘法、悲しい歴史から生まれた美しい場所。みなさんも一度、訪れてみませんか?

駐車場完備ですが、シーズンだと満車の場合もありますのでご注意を。




コメント