給湯器の給油温度を40度以下に設定すると水栓が壊れてしまうという噂があるそうです。
のんきな私はそのような噂、全く知りませんでした。
それはただの都市伝説で、40度以下にしても問題はないという動画がありましたのでご紹介したいと思います。
前回もお世話になった、しなちくチャンネルさんの動画です。
サーモ水栓
40度以下だと壊れてしまうと言われているのはサーモ水栓です。

浴室で一般的に普及している水栓はサーモ水栓(サーモスタット混合栓)と呼ばれているものです。
左右にハンドルがついていて、右は温度調整用、左は流量調整用です。
このタイプの水栓が、なぜ40度以下の設定だと壊れると言われているのでしょうか?
水栓の種類
水仙の種類は主に以下の4つです。

それぞれの水栓の温度制御方法は以下のようになっています。

サーモ水栓以外は、水やお湯の流量を調整するためのレバーやハンドルがあり、それらを調整すると温度制御ができます。
一方、サーモ水栓は温度調整機能だけを持ったハンドルがあることが特徴です。
サーモ水栓の構造
サーモ水栓の内部では、左側からお湯、右側から水が流れてきて中央で混ざって流れ出ます。
お湯と水が混ざるところはコイル状のバネが内蔵されています。
このバネはニッケルチタンという形状記憶合金(SMA)製です。

ニッケルチタンは、温度が高いと荷重(力)が強くなり、温度が低いと荷重が弱くなります。
バネ状のニッケルチタンでは温度が高いと伸び、温度が低いと縮みます。

この変化は温度が20度から60度の間で起こるという特徴を持っています。
この特徴を使って温度調整をしています。
この性質に依って、温度が設定より高いと水がお湯よりも流れやすくなり温度が下がります。
一方、温度が設定より低いと、お湯が水よりも流れやすくなり、温度が上がります。
このバランスによって温度調整ができるのです。
壊れると言われる理由(仮説)
壊れると言われている理由は以下のような流れがあるようです。
給湯温度を40度にすると、サーモスタットが温度調整できない(正しい)
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サーモスタットに負荷がかかる (誤り)
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サーモ水栓が壊れる (誤り)
実際は・・・
サーモスタットは形状記憶合金(SMA)製のバネの材料特性を用いた部品で、20度でも40度でも、それに応じた荷重になるだけ、それにより壊れてしまうということはありません。
よくあるサーモ水栓故障の原因
温度調節部品の破損

いかがですか?
給湯の温度設定についての詳しい説明やおすすめの設定温度など、動画ではまだまだ内容盛りだくさんで解説されていますので、ぜひ視聴してみてくださいね。







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