古来からの暖房機器といえば火鉢です。今の子どもたちは知らないかもしれません。
私は田舎生活で火鉢を生活に取り入れたいと思ってます😊

火鉢の歴史と伝来
火鉢は、日本の伝統的な暖房器具で、古代から現代までの日本文化に深く根付いています。その起源や発展、そして中国からの伝来について詳しく見ていきましょう。
起源と中国からの伝来
火鉢の原型は古墳時代に中国から伝来したとされ、平安時代中頃にはすでに日本で使用されていました[9]。中国では、明の時代(1426〜1435年)に「宣徳火鉢」と呼ばれる銅器が作られ、日本の火鉢にも影響を与えました[3]。
平安時代から室町時代
平安時代には、火鉢は貴族や上流階級の間で使用されていました。室町時代になると、中国から茶道具とともにさまざまな文化が伝わり、火鉢もその一部として日本に定着しました[5]。この時期には、湯たんぽや火熨斗(ひのし)なども中国から伝わり、暖房具として広まりました[5]。
江戸時代の普及
江戸時代には、火鉢は一般庶民にも普及し、日常生活に欠かせない道具となりました。この時期、江戸では薪や木炭を燃やして暖を取ることが一般的でしたが、火事の危険性が高かったため、火鉢やこたつが安全な暖房器具として重宝されました[2]。特に江戸では、収納用の引き出しがある箱型の長火鉢が人気を博し、湯を沸かしたり調理に利用されたりしました[2]。
明治以降の変化
明治時代になると、炭焼き技術が向上し、炭がより手軽に入手できるようになりました。しかし、大正から昭和初期にかけて石油ストーブなど新しい暖房器具が登場し始めたことで、次第に火鉢は家庭で使われなくなりました。それでも、一部地域では昭和中期まで使用され続けました。
現代の火鉢
現代では、火鉢は主に装飾品として利用されています。特に陶器製や金属製の美しいデザインはインテリアとして人気があります。また、防災用品としても注目されています。伝統的な技術を継承する一部の職人によって、新たなデザインや機能を持つ火鉢が製作され続けています。
まとめ
火鉢は、中国から伝来した文化を背景に、日本独自の発展を遂げた暖房器具です。歴史を通じてその形状や用途は変化しましたが、日本人の日常生活において重要な役割を果たしてきました。現代でも、その美しいデザインと実用性から多くの人々に愛されています。
引用:
[1] 【13-12】日本の鉄瓶と中国 | SciencePortal China https://spc.jst.go.jp/experiences/change/change_1312.html
[2] 江戸の暖はこたつ、火鉢、いろり | エコニュース EcoNews https://econews.jp/column/imamukashi/10740/
[3] さぬき市歴史民俗資料館ガイド 昔の生活道具編 https://www.sanuki.ne.jp/rekimin/mukasinodougu.html
[4] [DOC] 5 民具 - 六ヶ所村立郷土館 http://r-kk.com/img/file2.docx
[5] 湯湯婆と火熨斗 - 天理参考館 https://www.sankokan.jp/selection/life_and_culture/yutanpohinoshi.html
[6] [PDF] 佐倉と江戸 https://rekihaku.repo.nii.ac.jp/record/535/files/kenkyuhokoku_036_09.pdf
[7] 「加熱」「調理」を便利にしてきた鍋の発明と歴史 - 試作.com https://www.shisaku.com/blog/anatomy/post-66.html
[8] [PDF] 尾張陶磁(4)ー江戸中期の瀬戸物編年ー - 愛知県 https://www.pref.aichi.jp/touji/about-aito/pdf/1994aito_03_inoue.pdf
[9] 昔の道具について 「冷暖房関係」 - 福山市ホームページ https://www.city.fukuyama.hiroshima.jp/site/kannabe-rekishiminzoku/3152.html





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