食洗機は共働き家庭や子育て中の家族にとって、時短と節水を実現してくれる心強い味方です。しかし、その性能を最大限に引き出すためには、洗剤選びと使い方が非常に重要になります。2025年に入り、食洗機用洗剤の市場でも新しい動きが出ています。本記事では、最新トレンドから正しい使用方法まで、食洗機用洗剤について徹底解説します。
食洗機用洗剤の最新トレンド
食洗機用洗剤の世界では、「仕上げ品質」が新たな競争軸になってきました。花王が2025年10月に発売した「食器洗い乾燥機専用 キュキュット クリア除菌 スティックタイプ」は、このトレンドを象徴する製品です。従来の強力な洗浄力に加えて、乾燥後に食器表面に水滴を残しにくくする速乾性を実現しており、運転後にすぐに食器を収納できる仕上がりを目指しています。
これまで洗浄力の向上が主な進化軸でしたが、近年は利便性の終着点として「仕上げ品質」が重視されるようになってきました。このような進化により、ユーザーはより快適で効率的な食器洗いが可能になりつつあります。
食洗机用洗剤の4つのタイプと特徴
食洗機用洗剤には大きく4つのタイプがあり、それぞれメリット・デメリットが異なります。自身の使用スタイルに合わせて選ぶことが、洗浄効果を高める第一歩です。
粉末タイプは、食洗機用洗剤の中で最も経済的です。付属の計量スプーンで簡単に量を調整できるため、食器の汚れ具合に応じた柔軟な使用が可能です。水温が低い場合でも比較的溶けやすいという利点があります。一方、入れすぎると溶け残りやすく、毎回計量する手間がかかるのが課題です。
ジェルタイプは粉末よりも溶けやすく、庫内に溶け残りが少ないのが特徴です。結果として、ガラスやプラスチック製品に水垢がつきにくくなり、食器のお手入れ面で不安が少ないメリットがあります。ワンプッシュで計量できる製品も多く、片手で簡単に投入できる利便性も魅力です。ただし、粉末タイプより割高なため、日常的に多用する家庭では経済的な負担が大きくなる可能性があります。
タブレットタイプは、1回分が計量済みの個包装になっているため、計量の手間が一切ありません。粉末と液状洗剤の良いとこどりをした製品が多く、洗浄力、リンス効果、油汚れへの対応力などがバランスよく配合されているのが強みです。しかし、量の調整ができないため、毎回異なる量の食器を洗う家庭には向きません。
液体自動投入システムは、最新の高機能食洗機に搭載された機能で、洗剤タンクに液体洗剤を入れておくだけで、機械が自動で最適な量を投入してくれます。毎回の計量が不要で、常に最適な洗浄が実現できます。
食洗機用洗剤の正しい使い方
食洗機用洗剤の効果を最大限に引き出すためには、正しい使い方が欠かせません。ほとんどの食洗機には、ドア内側に洗剤投入口が設けられています。この場合、必ずその投入口に洗剤を入れてから運転を開始してください。投入口は洗浄プログラムと連動して、自動的にタイミング良く開き、洗剤が庫内に放出される設計になっています。
据置型の小型食洗機など、投入口がない機種では、食器をセット後、食器に直接かからないよう庫内底部に洗剤を入れます。タンク式食洗機は特に注意が必要で、泡立ちすぎると故障の原因になるため、メーカー推奨量より少なめの使用が指示されていることがほとんどです。
洗剤の量は、食洗機の大きさ、水の硬度、食器の汚れ具合によって変わります。粉末・ジェルタイプは通常10~20gが目安ですが、油汚れが多い場合や硬水地域ではやや多めに、軽い汚れの場合は少なめに調整することをおすすめします。少なすぎると洗浄力が不足し、多すぎると溶け残りの原因になります。
食洗機用洗剤を使う際の注意点
最も重要な注意点は、手洗い用の台所用中性洗剤を食洗機に絶対に使わないということです。手洗い用洗剤は泡立ちやすく設計されているため、食洗機内部で泡が大量に発生し、庫内から泡があふれ出してしまいます。これが機械内部のポンプに負担をかけ、故障や水漏れの原因になるからです。必ず「食洗機専用洗剤」を使用してください。
国内メーカーの食洗機は、基本的に予洗いを想定して設計されています。大きな食べ残しや固形物は事前に取り除き、乳製品や油ものがついた食器は軽く拭き取っておくことをおすすめします。予洗いが適切に行われると、洗剤の洗浄力が本来の汚れに集中でき、洗い上がりが格段に向上します。
食器の配置も洗浄効果に大きく影響します。汚れがひどいものは下段に、軽い汚れのものは上段に配置し、食器同士が重ならないよう間隔をあけることが重要です。スプーンや箸などはまとめて立てておくと水流が行き届きやすくなります。
最後に
食洗機の洗浄性能を最大限に活かすためには、正しい洗剤の選択と使用方法が欠かせません。2025年の最新トレンドである「仕上げ品質」を重視した洗剤も登場し、ユーザーの選択肢はより豊かになっています。自身の家庭の使用パターン、食器の汚れ具合、水の硬度などを考慮しながら、最適な洗剤を選び、正しく使用することで、食洗機は本当に頼りになる時短家電になるのです。
引用元👇
- https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC294WJ0Z20C25A9000000/
- https://journal.zerorenovation.co.jp/life/k0093/
- https://hikaku.kurashiru.com/articles/01HEANGXXWGVJM9VANZYJRKCGQ
- https://my-best.com/2778
- https://www.seikatsu-do.com/dish/detergent.php
- https://ringo-kurashi.com/dishwasher-detergent/
- https://www.syogyo.jp/news/2025/12/post_042668
- https://www.sunrefre.jp/kitchen/built_in/contents/detergent.html
- https://www.sunrefre.jp/sumutano/dishwasher/9358/
- https://www.yamada-denkiweb.com/media/49422/
- https://casy.co.jp/fblog/life/13764.html
- https://classlab.co.jp/rirife/dishwasher-detergent/
- https://my-best.com/2006
- https://www.dcm-hc.co.jp/kurashimade/c_kitchen/20190215172013.html
- https://www.mashley1203.com/entry/2019/09/22/063000
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