土岐市図書館の横に立つ堂々とした石碑をご存知ですか?地元ではいまはほとんど知られていないのですが「功徳不朽之碑」で、明治・大正期の地域の名士・加藤昇の生涯と功績を刻んだものです。

1. 土岐市図書館の横にある石碑の紹介
- 土岐市図書館の横に建立されたこの石碑は、加藤昇氏の功績を称える「加藤昇君頌徳碑」です。
- 碑文には彼の生涯、地域への貢献が詳細に記され、インフラ、教育、農業の分野で多大な足跡を残したことが読み取れます。
2. 加藤昇の出自と家系
加藤昇(かとう のぼる)氏は明治12年5月(1879年)生まれの地方有力者。士族の旧家を継ぎ、地域指導者として活躍しました。以下に家系の詳細をまとめます。
- 実父: 川瀬所左衛門の二男として誕生。
- 養父母: 先代・宮三郎(加藤家の婿養子)と養母・かま(士族・加藤治右衛門の二女)の養子に。宮三郎の長女・りやうを妻に迎え、家名を強化。
- 家督相続: 大正10年に宮三郎から家督を継承。住所は岐阜県土岐郡市之倉村。
- 家族構成: 養母かま、妻りやう、娘美貴。養子縁組を繰り返し、家系を存続させた典型的な士族家系です。

3. 加藤昇の主な業績
氏は村政・県政・事業で辣腕を振るい、「市之倉の父」と慕われました。役職と具体的な貢献を詳しく箇条書きにします。
- 公職・役職:
- 市之倉村助役・村長。
- 岐阜県会議員、同副議長。
- 笠原鉄道株式会社社長。
- 土岐郡農会長、土岐郡土地改良組合連合会長、多治見土木協会長、岐阜県農地組合連合会長など。
- インフラ整備:
- 電話・電気の導入、道路の改良を推進し、村の近代化を実現。
- 農業振興:
- 用水・排水路の整備、土地改良を主導。
- 農業講習所や農業学校を設立し、後進の育成に尽力。
- 教育貢献:
- 市之倉高等実業女学校(現・多治見高校の前身の一つ)の設立に尽力。
- 地域の教育環境を飛躍的に向上させました。
石碑の意義と今
土岐市を訪れたら、ぜひ図書館横で碑文をじっくり読んでみてください。150年前の情熱が、石に刻まれて今も語りかけてきます!
石碑原文






コメント