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https://www.newstarget.com/2026-05-12-ai-expansion-raises-alarm-over-pfas-pollution.html
2026年5月、アメリカで「AIデータセンターの拡大」と「除草剤工場」に関連した環境汚染について、新たな懸念が報じられました。
問題となっているのは「PFAS(ピーファス)」と呼ばれる化学物質です。地下水や土壌から検出され、州や連邦レベルでの調査が進められています。
このPFAS、実は近年かなり注目されている厄介な存在なんです。
PFASはなぜ問題?「永遠に残る化学物質」
PFASは「フォーエバーケミカル(永遠の化学物質)」とも呼ばれ、非常に分解されにくい性質を持っています。
アメリカではすでに広範囲で検出されており、例えば:
- バージニア州のデータセンター周辺
- ルイジアナ州の除草剤工場周辺
など、複数の地域で確認されています。
実際に、ミシガン州では元軍事基地由来のPFASが飲料水に混入し、住民の健康問題として報告されたケースもあります。
つまり、特定の工場だけでなく、水道レベルで広がっている可能性があるということです。
データセンターが汚染源になる理由
「AIと環境汚染?」と少し意外に感じるかもしれませんが、データセンターにはPFASが関係しています。
主な理由は次の通りです。
- サーバー冷却用の液体にPFASが使われる場合がある
- AIチップ(半導体)の製造工程で、洗浄や加工にPFASが使われる
実は、アメリカでは12万以上の施設でPFASが使用されているとされ、電子機器製造もその一つです。
PFASは「くっつかない」「熱に強い」という性質があるため、半導体業界では便利な素材として使われてきました。
ただし一部では、「企業は危険性を昔から知っていたのに、研究結果を隠してきた」といった批判もあります。
除草剤にもPFASが関係している
もう一つの問題が「農業用の除草剤」です。
最近では、PFAS系の新しい除草剤(エピリフェナシル)がEPA(アメリカ環境保護庁)によって承認されました。
この物質は分解されると「トリフルオロ酢酸」という、やはり分解されにくい化学物質になります。
さらに、データセンター周辺で使われている除草剤「パラコート」については、
「一口で命に関わる可能性がある」
とEPA自身が警告しているほど強力です。
企業側は「規制を守っている」としていますが、過去には業界団体が健康リスクの研究に反論するためにコンサル会社を雇った例もあり、不信感も残っています。
健康への影響は?かなり深刻な可能性も
PFASの影響については、すでにいくつかの研究結果が出ています。
例えば:
- 腎臓がんとの関連
- 免疫機能の低下
- 高血圧リスクの増加(特に女性で約71%増)
さらに2026年の研究では、PFASの曝露量が多い人ほど、ワクチン接種後の抗体の生成が少ない傾向も確認されています。
つまり、「免疫がうまく働かなくなる可能性」があるということです。
また、PFASは体内や環境に蓄積しやすく、少量でも長期間で影響が大きくなる点が問題です。
加えて、室内空気も油断できません。建材や日用品に含まれる化学物質によって、屋外よりも汚染されているケースもあると指摘されています。
規制は進んでいる?それとも遅れている?
アメリカでは、PFASの水質基準を全国的に定める動きはあるものの、まだ停滞しています。
2026年には、PFAS系殺虫剤の承認をめぐって環境団体が訴訟を起こすなど、対立が続いています。
一方で州単位では、
- ミネソタ州
- カリフォルニア州
などが使用制限を進めています。
ただし業界側は、「全面禁止はインフラに影響が出る」として、リスクベースでの対応を主張しています。





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